「40坪の平屋では、どんな間取りが実現できる?」
「平屋の間取りって、長方形以外にもあるの?」
「40坪平屋の新築価格が知りたい!」
高天井や中庭などでおしゃれさをデザインしたり、子どもから高齢者まで満足できる間取りを作ったりと、生活スタイルに合わせやすい平屋のマイホーム。
40坪の広さがあれば、かなり自由度の高い間取りが楽しめるでしょう。
一方で、平屋ならではの注意点は、生活してみないと気づけないメリットやデメリットが多いことです。
せっかく建てるマイホームで、後悔はしたくないですよね。
そこで本記事では、40坪程度で平屋を作るために意識したい、以下の情報をまとめました。
- 40坪平屋のおすすめ間取り5選
- コの字・L字・I字3種類の平屋の特徴
- 40坪平屋の価格相場
本記事を読めば、平屋の特徴を理解した上で、自分にあった間取りを実現できるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。
それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。
これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。
家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。
「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでしまった)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。

はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。
もっと安くてもっと条件良く高品質の住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては1,000万円以上の大きな損をしてしまうことになるのです。
マイホームは人生の中でもっとも高い買い物。 一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめて下さい。
「情報収集しすぎ」と家族や友人に言われるくらいで丁度良いのです。
とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いでしょう。
そんな背景もあり、昨今では、条件にあった住宅メーカーにまとめて資料請求を依頼できる「一括カタログサイト」が増えていますが、中でもおすすめなのが大手が運営する下記の3サイトです。
この3サイトはどれも、日本を代表する大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避ける事ができます。
また、カタログを取り寄せたからといって無理な営業もなく気軽に利用でき非常にメリットが大きいサービスです。
3サイトの中でどれか1つ使うなら、
を使っておけば間違いないでしょう。
また、より慎重に絶対に失敗したくない方は絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけずに1社でも多くの会社から資料を取り寄せてしまいうのがおすすめです。
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このような事は非常に多くあります。
また、なるべく多くの会社で資料を取り寄せることでメーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。 
後から取り返しのつかない後悔をしないよう、家を建てるときには面倒くさがらず1社でも多くのカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。
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それでは解説をしていきます。
40坪平屋のおすすめ間取り例5選

40坪平屋で実現できる間取りをご紹介します。
平屋は二階がない分、延床面積と建築面積が近い数値になりやすい建て方です。建ぺい率は、建築面積÷敷地面積×100で求めます。建築面積が40坪で建ぺい率50%の地域なら、計算上は敷地80坪が下限です。
ただし、この80坪は建物が載る面積を確保できるという意味にすぎません。駐車場、庭、隣地との離隔、道路斜線などの制限を満たす余白は別に必要になります。土地の広さは、用途地域の指定とあわせて設計者と確認しましょう。
この記事で扱う40坪は、敷地面積ではなく延床面積を指します。1坪は3.30578㎡で換算するため、40坪はおよそ132.2㎡になります。平屋は床がすべて一階に収まるので、この132.2㎡がそのまま生活空間の広さです。敷地40坪の土地を探している方とは条件が違う点に注意してください。
具体的には次の5つです。
- 【4LDK】中庭から光が差し込む40坪の平屋間取り図
- 【5LDK】ビルトインガレージの40坪の平屋間取り図
- 【3LDK】おしゃれなアイランドキッチンの40坪の平屋間取り図
- 【5LDK】5人家族でもプライバシーがある40坪平屋間取り図
- 【3LDK】リゾートのように広いリビングの40坪平屋間取り図
それぞれ、間取りの特徴まで解説します。
3LDKは個室を3室に抑えるため、40坪の余裕をLDKや収納、家事室へ配分しやすい間取りです。夫婦二人や子ども一人の家庭に向き、広いリビングや大きなパントリーを取り込めます。
4LDKは、主寝室と子ども室二つに加えて、和室や書斎を1室確保できる配分になります。子ども二人の家庭で選ばれやすく、来客用や在宅勤務用の部屋も残せるでしょう。
5LDKは個室数を優先する分だけ、廊下と建具が増えて共用部の面積が削られます。三世代同居や子ども三人の家庭に向く一方、廊下、収納、LDK、水回りへどれだけ面積が配分されているかを図面で確かめてください。
1.【4LDK】中庭から光が差し込む40坪の平屋間取り図

引用元:【3000万円/40坪台/間取り/二世帯住宅】吹き抜け+天窓から光が差し込んで家の中でも季節を感じられる平屋
中庭付きの4LDKは、家の中心に光を取り込みながら、居室と共用部を分けやすい間取りです。中庭に面してLDKを配置し、そこから各個室へ動線を伸ばすと、家族が顔を合わせる回数が増えます。主寝室と子ども室を中庭の反対側に振り分ければ、生活音も伝わりにくくなるでしょう。水回りと収納をLDKと個室の中間にまとめると、洗濯や片づけの移動距離が短く済みます。一方で、中庭をつくると外壁と窓の面積が増え、排水口や掃除する箇所も多くなります。採光の心地よさと維持の手間は、あわせて検討したい部分です。
40坪の広さがあれば、中庭付きの間取りも十分実現可能です。暗くなりやすい平屋のデメリットを、中庭からの太陽光で補えるのです。
さらに開放的な大窓を設けることで、空間を広く感じられるよう工夫されています。
2.【5LDK】ビルトインガレージの40坪の平屋間取り図

引用:【5LDK×ビルトインガレージ×平屋】家族の存在を身近に感じ、ゆとりある平屋建ての住まい
ビルトインガレージは建物の内部に車を入れる造りのため、その面積も延床面積に含まれます。40坪のうち車1台分を割くと、居室やLDKへ回せる面積はその分だけ減ります。5室を確保するなら、個室を家の奥側へ並べ、ガレージ側に玄関と土間収納を寄せる配置が考えやすいでしょう。ガレージから玄関、そしてキッチンへ短くつながる動線にすると、買い物の荷物を運ぶ手間が軽くなります。ただし、排気や臭い、エンジン音が居室へ伝わらない仕切りは必要です。大きな開口部を設ける分、構造の計画も設計者としっかり詰めてください。
屋根付きのガレージから直接家に移動できるため、雨や雪などの悪天候でも影響を受けません。
ガレージからキッチンへ入れるドアを設置すれば、スーパー帰りの生活導線もスッキリします。
バイク用品や子供の外遊び用おもちゃなども、ビルトインガレージで収納場所を確保できるでしょう。
3.【3LDK】おしゃれなアイランドキッチンの40坪の平屋間取り図

引用:【兵庫県加古川市/2000万円台/約40坪/間取り有】家の中心にLDKを配置。家族を感じられゆったり暮らせる平屋
この事例は個室を3室に抑え、その分の面積をLDKとキッチン周囲へ配分した間取りです。アイランドキッチンは四方に通路が必要になるため、壁付けよりも広い床面積を使います。3LDKなら、通路幅に加えてパントリーや家事用の収納も確保しやすくなるでしょう。家族が二人以上で調理でき、リビングの子どもを見ながら作業できる点も利点です。一方、手元が見えやすいので片づけの習慣が問われ、臭いや油はねへの対策も検討する必要があります。給排水の位置は動かせる範囲が限られるため、早い段階で設計者に相談してください。
数人でキッチンを使うときも、アイランドキッチンであれば動きやすさを確保しやすいです。従来ではキッチンの設備を壁沿いに配置することが一般的でした。しかしシンクやコンロのある台を壁に面さない独立した場所へ設置することで、キッチン周りに空間のゆとりが生まれます。
キッチンとリビングでコミュニケーションが取りやすくなるのも、嬉しいポイントです。
4.【5LDK】5人家族でもプライバシーがある40坪平屋間取り図

引用:【滋賀/平屋/2000万円台/40坪台/間取り図】広い庭を囲むL字の平屋。季節で変わる陽射しを考えた繊細な設計
5室の内訳は、主寝室、子ども室、和室や客間、仕事部屋といった使い分けが考えられます。L字の平屋なら、一方の棟に個室群をまとめ、もう一方にLDKを置くとゾーニングがはっきりします。個室とLDKが離れるほど、テレビの音や話し声は届きにくくなるでしょう。ただし、部屋数だけでプライバシーが決まるわけではありません。朝の時間帯にトイレと洗面が混み合わないか、5室分の荷物を置く収納が足りるかも確かめてください。子どもが独立したあとに寝室や納戸へ用途を変えられるよう、扉と窓の位置にも余裕を持たせたいところです。
プライバシーが確保しにくいと言われる平屋の間取りですが、5LDKなら5人家族でもそれぞれの部屋で過ごせるようになります。
シンプルなL字型ながらもサンルームや大きめの和室など、こだわりの詰まった平屋です。
5.【3LDK】リゾートのように広いリビングの40坪平屋間取り図

引用:【京都/40坪台/3000万円台/平屋/間取り】敷地外の緑地を最大限に活かす!唯一無二のダイナミックな設計
個室を3室にとどめた分の面積は、LDK、収納、家事スペース、屋外とのつながりへ振り分けられています。庭やテラスへ大きく開口を取れば、室内と外がひと続きに感じられる広がりが生まれるでしょう。気をつけたいのは、大空間ほど冷暖房の負荷が上がる点です。天井を高くする場合は、断熱と気密の性能、空調の配置もあわせて検討してください。柱や壁を減らす計画になるため、構造の裏づけは設計者に確認しておきましょう。子どもが増えたり在宅勤務用の部屋が必要になったりしたときに、個室が足りるかどうかも判断材料になります。
平屋は高天井も実現しやすく、空間をより広く演出できるでしょう。
内装にこだわりたい場合は、リビングを広く取るのもひとつの方法です。
40坪平屋の間取りはコの字・L字・I字の3種類

40坪の平屋なら、建物の形そのものにこだわった間取りも選べます。形状によって敷地との相性や建築費の傾向は変わるため、同じ項目で見比べておくと判断がぶれません。コの字は3方向から中庭を囲む形で、中央部の採光と通風を確保しやすく、外からの視線もさえぎれます。ただし外壁と屋根の面積が増え、入隅の雨仕舞いにも手間がかかるため、建築費は上がりやすい形状です。L字は正方形に近い敷地で庭を抱え込みやすく、公室と個室を棟ごとに分けられる利点があります。外壁の量はコの字より少なく済む一方、端から端までの移動距離は長くなりがちです。I字は長方形の敷地に納まりやすく、屋根形状が単純なため建築費を抑えやすい形です。間口が狭いと中央の部屋が暗くなるので、窓の取り方で補います。検討しやすいのは、次の3種類です。
- 「コの字」の40坪平屋の間取り
- 「L字」の40坪平屋の間取り
- 「I字」の40坪平屋の間取り
それぞれの平屋の間取りにどういったメリット・デメリットがあるのか、それぞれ解説します。
1.「コの字」の40坪平屋の間取り・メリット・デメリット
中庭を囲むような作りが「コの字」の平屋の間取りです。
寝室を中庭を挟む形で配置できるため、プライベートな空間を作りやすくなります。
子ども部屋と大人の寝室を物理的にはなれた位置に配置できるのは「コの字」の間取りならではのメリットです。
ただし、建物の形が複雑になりやすく、建築コストが高額になりやすい点は大きなデメリット。
おしゃれにプライベートな空間を確保できるものの、費用をきちんと考えなければいけないのが「コの字」の間取りの特徴です。
2.「L字」の40坪平屋の間取り・メリット・デメリット
プライバシーを確保した角部屋を作りやすいのが「L字」の間取りです。
リビングとプライベートな空間を離して生活できるため、夜勤などで遅くまでリビングを使う場合も、家族に気を使うことなく過ごすことができるメリットがあります。
中庭を囲うように「L字」の平屋を建てれば、それぞれの部屋から中庭が見え、開放的な空間を演出できるでしょう。
デメリットは「L字」の平屋では実現できる間取りが限られ、自由度が低いという点です。
「L字」の平屋で実現できる間取りを事前にチェックし、生活スタイルにあっているか確認してみるとよいでしょう。
3.「I字」の40坪平屋の間取り・メリット・デメリット
「I字」の平屋とは、細長い形の間取りです。
日の当たる方角にリビングを配置し、反対の方角に寝室を配置することで、プライベートな空間が確保しにくいという平屋のデメリットを解消できます。
具体的には、南側に大窓のあるリビングを設置して自然光を取り込み、北側には寝室を配置するとよいでしょう。
すると、家族や訪問者と過ごす空間で明るく過ごせ、寝室では夏の暑い日でも日差しの影響を最小限に抑えられます。
生活に合わせて自由に配置できるのが「I字」の平屋のメリットです。
デメリットとしては、外装や内装を工夫しなければ、単調な家に仕上がりやすい点です。
おしゃれさをキープしながら、生活にあった間取りを実現しましょう。
40坪平屋で間取りを新築で作った場合の価格相場は?

40坪平屋の新地価格は、ハウスメーカーや間取りによって大きく異なります。
40坪の平屋に限定した全国の価格帯は、公的な資料では確認できません。参考になるのは、2025年度のフラット35利用者調査で示された注文住宅全体の数値です。平均住宅面積は118.4㎡、平均所要資金は4,259.8万円でした。ただしこれは平屋や40坪、5LDKに絞った統計ではない点に注意してください。
坪単価を一律に当てはめて総額を求める方法では、実際の金額とずれが出ます。同じ40坪の平屋でも、構造や断熱性能、屋根の形、設備の仕様によって費用は変わるためです。先に挙げた全国平均の4,259.8万円も、平屋や40坪に絞った金額ではありません。予算の目安は、依頼するハウスメーカーや工務店の見積もりで確かめましょう。
高天井や勾配屋根などの外装、照明や水回りなどの内装にこだわれば予算はどんどん上がるため、ハウスメーカーや工務店と相談しながら進めたいところです。
40坪平屋で間取りを新築で作った場合の価格シミュレーション
実際に、40坪平屋で間取りを新築で作った場合の価格が気になる方もいるでしょう。
ここでは、建築の価格シミュレーションをしてみましょう。
| 40坪3LDKの平屋を建てた場合
工法:木造軸組 家族構成:夫婦2人+子供2人 立地:郊外(約60万円/坪単価) 建築本体工事費:約3,000万円 建築本体工事 約2,100万円 その他工事費用 約600万円 その他諸費用 約300万円 ※あくまでもシミュレーションです。お住まいの地域の土壌によって変動するのでハウスメーカー・工務店に確認しましょう。 |
上記は大体の相場になりますが、ハウスメーカーによってグレードや坪単価は異なるため、詳しくは近くのハウスメーカーや工務店に問い合わせてみる必要があります。
5LDKの平屋だけを対象にした全国平均の価格は、公的な統計として公表されていません。金額を知りたいときは、複数社の見積もりを同じ条件でそろえて比べる方法が確実です。
比較の前提となるのは、延床面積、構造、断熱性能、設備仕様、外構の条件です。この5点をそろえたうえで、本体工事費、付帯工事費、諸費用、土地代を分けて記載してもらいましょう。
5LDKは3LDKより個室が2室多いため、間仕切り壁、建具、収納、空調と電気設備の数量も変わります。各社の見積書でこれらの増減がどう反映されているかまで確認すると、価格差の理由がつかめます。
なお、新築住宅の購入費用の内訳について詳しく知りたい方は、下記の記事を確認してみてください。
新築戸建ての家を建てる際の費用相場はいくら?エリア・会社・素材別で詳しく解説!
40坪に平屋を建てる際の間取りの注意点

40坪の平屋を建てる際は、注意すべきポイントもいくつか存在します。
特に意識したいのは、以下の5つです。
- 土地の広さは十分かチェックしておく
- 家族が多い場合は生活導線を確保する
- 暗くなりやすいので設計段階で日当たりを考えておく
- 室温の温度管理が難しいので断熱材にこだわる
- 防犯のための施策を考えておく
それぞれ事前にチェックしておきましょう。
土地の契約前には、国や自治体が公開するハザードマップの確認も済ませておきましょう。洪水、内水、高潮、津波、土砂災害の5つは、いずれも住まいの安全に直結します。浸水の想定は同じ市町村内でも土地ごとに違うので、候補地の住所単位で調べてください。
平屋は二階へ逃げる垂直避難ができないため、浸水想定区域では対策の考え方が変わります。指定緊急避難場所、そこまでの避難経路、避難を始める基準の3点を家族で話し合っておくと安心です。
1. 土地の広さは十分かチェックしておく
40坪の平屋を建てるなら、それに伴って広い土地が必要になることに注意しましょう。
建物を建てる際は、建ぺい率とよばれる法的な制限を受け、建ててもよい最大の広さはあらかじめ決まっているからです。
建ぺい率50%の土地に40坪の平屋を建てるなら、土地は80坪以上必要になります。
40坪の平屋の計画を建てる前に、土地の広さと建ぺい率をチェックしておくことをおすすめします。
2. 家族が多い場合は生活導線を確保する
5人以上の家族で平屋に住む場合は、生活導線に注意することをおすすめします。
洗面台やトイレなどの水回りを中心に、混み合う時間が発生し得るからです。
朝の身支度の時間に洗面台が混みあうのはもちろん、洗濯機の設置場所によっては家族のお風呂に気を遣う必要も出てきます。
家族それぞれが快適に過ごすためには、あらかじめ生活導線を考慮した設計をするとよいでしょう。
3. 暗くなりやすいので設計段階で日当たりを考えておく
平屋のデメリットである「暗くなりやすい」という特徴に注意が必要です。
間取りの段階では気づきにくいため、完成したあとに「思ったより暗い」と発覚する可能性があります。
リビングなどの広い空間には天井窓を取り入れるなどして、自然光を取り入れるとよいでしょう。
せっかくのマイホームで明るく過ごすには、日当たりを考えた設計はマストといえます。
4. 室温の温度管理が難しいので断熱材にこだわる
平屋は温度管理がむずかしいので、断熱材選びにはこだわることをおすすめします。
温度管理がむずかしくなるのは、以下4つが主な理由です。
- 屋根の面積が広く、暑くなりやすい
- 風通しが悪く、暑くなりやすい
- 日当たりが悪く、寒くなりやすい
- 床下から冷気が入ると、寒くなりやすい
屋根や床下の断熱材によって、生活の快適さが変わります。
マイホームで気持ちよく過ごすために、断熱材は注意深く選びましょう。
2025年4月以降に着工する新築住宅は、原則として省エネ基準への適合が義務づけられました。断熱材の種類だけでなく、住宅全体の性能で判断する時代に変わっています。
確認したいのは、地域区分、外皮性能、一次エネルギー消費性能の3点です。あわせて屋根、床、開口部それぞれの仕様を設計者から示してもらいましょう。
平屋は同じ延床面積の二階建てより屋根面と床面が広くなります。法律上の最低基準を満たしているかどうかだけで決めず、複数のプランを同じ項目で比べてください。
5. 防犯のための施策を考えておく
平屋は空き巣のターゲットになりやすいため、防犯対策をしっかりおこないましょう。
空き巣に狙われる理由は、生活の様子を外から確認されやすいからです。
2階建てと違って全貌を把握しやすく、さらに平屋は開けた土地に建つ場合が多いことも、空き巣の下見にはいい条件になってしまいます。
塀を工夫して外からの目線を遮る、窓の錠を強化するなどしっかりと防犯対策を意識してくださいね。
40坪平屋の間取りにおける玄関の方向

玄関の方向は、平屋ならではの特徴にどう影響するのでしょうか。
間取りと玄関の方向から分かるそれぞれの特徴は以下の通りです。
- 【南玄関】長時間日が当たる40坪平屋の間取り
- 【北玄関】夏の暑さの影響が少ない40坪平屋の間取り
- 【東玄関】朝日が差し込む40坪平屋の間取り
- 【西玄関】工夫でよくする40坪平屋の間取り
それぞれ掘り下げて解説します。
1【南玄関】長時間日が当たる40坪平屋の間取り
南側に玄関を置くと、アプローチや玄関まわりには長い時間日が当たります。ただし、玄関の方位と居室の日照は別の話です。南側に道路と駐車場、アプローチを配置すると、その分だけLDKの南面開口や庭に使える幅は狭くなります。玄関の位置を決めたあとも、LDKと個室の窓をどこに取るかは改めて検討してください。あわせて確認したいのは、玄関を開けたときに室内が外から見えないか、夏の日射を庇や軒でさえぎれるか、塀や植栽でプライバシーを保てるかの3点です。
室内が暗くなりやすい平屋と日光の相性は良く、南玄関は人気が高いです。
玄関と合わせて中庭も南側に配置すれば、家族の集まるリビングはさらに明るい空間になることでしょう。
40坪の平屋と南玄関の相性は、とてもよいといえます。
2【北玄関】夏の暑さの影響が少ない40坪平屋の間取り
肌寒いイメージの強い北側玄関ですが、夏の暑い時期を涼しく過ごせることがメリットです。
また、北側玄関ではガレージも北側に配置されるケースが多く、大切なマイカーを夏の日差しから守りたいときにも好都合。
ガレージからキッチンへ直接入れる扉を設計するなど、40坪の平屋ならではの生活導線設計も実現可能です。
北側玄関にすれば、夏は涼しく、マイカーを管理しやすい家を実現できます。
3【東玄関】朝日が差し込む40坪平屋の間取り
朝日が差し込む東玄関は、一日の始まりを気持ちよく過ごせる人気の間取りです。
「朝日が差し込むと暑いのでは?」と心配する方もいますが、朝日は夕日と比べて熱が少なく、爽やかな明るさを取り入れられます。
家族が出かけたあと、玄関をお掃除する際も、お日様がしっかり照らしてくれるなか気持ちよく進められます。
毎日の朝を気持ちよく過ごしたい方には、東玄関はおすすめの間取りです。
東玄関の長方形プランでは、方位だけでなく各部屋の割り付けまで考えておきたいところです。南側をLDKと主要な居室の開口に使い、北側へ浴室や洗面などの水回りをまとめる配置が扱いやすくなります。
東玄関の近くには土間収納と手洗いを置き、玄関からパントリーやキッチンへ直接進める買い物動線をつくると便利です。買った食材を持ったまま家の中を横断せずに済みます。
一方、長辺方向に公室と個室を分けると、廊下は長くなりがちです。午後の玄関が暗くなること、東側の隣家で朝日がさえぎられることも、土地を決める前に検討しておきましょう。
4【西玄関】工夫でよくする40坪平屋の間取り
西玄関は夕方の日差しが強くあたり、ドアや玄関周りの建材が劣化しやすいという特徴があります。
また、西日に照らされ暑くなってしまった玄関は、ニオイの発生も心配です。
玄関周りではデメリットが目立つ西方向ですが、生活空間を他の方角に配置しやすいというメリットがあります。
暗くなりやすい平屋では、寝室やリビングを明るい方角に配置することが重要です。
あえて西側玄関を選び生活空間を明るくするなど、工夫次第で魅力的なマイホームになるでしょう。
40坪の平屋でおすすめのハウスメーカー5選
40坪の平屋を購入する際、どのハウスメーカーを選べばいいか迷う方もいるでしょう。
ここでは、おすすめのハウスメーカーを5つご紹介します。
- トヨタホーム
- セキスイハイム
- 大成住建
- パナソニック ホームズ
- タマホーム株式会社
順番に解説します。
1.トヨタホーム
トヨタホームは、耐震性と耐久性に優れた家造りを実現している大手ハウスメーカーです。
全館空調「スマート・エアーズPLUS」を採用しており、季節を問わず快適に過ごすことができます。
また、「スマート・エアーズPLUS」は、光熱費の負担を軽減させたりカビの繁殖を防止させたりなどの効果を得られるでしょう。
2.セキスイハイム
セキスイハイムは、約63万棟以上の住まいを手掛けてきた大手ハウスメーカーです。
鉄骨を溶接する「ボックスラーメン構造」を採用しており、耐震性に優れています。さらに、ミリ単位での施工ができる点も魅力です。
自分の好きな間取りを実現させやすく、快適で過ごしやすい空間を作れるでしょう。
3.大成住建
大成住建は、「森づくりから家づくり」までの一貫した家造りを提供しているハウスメーカーです。
完全自由設計を強みとしており、自分の好きな間取り空間を手に入れることができます。特にビルトインガレージのある家には定評がありますから、車好きやバイク好きには利用してもらいたいハウスメーカーです。
4.パナソニックホームズ
パナソニックホームズは、鉄骨住宅に特化したハウスメーカーです。
家電製品メーカーであるパナソニックと同じグループに属しているため、住宅設備をパナソニック製品で揃えられる点が大きな特徴です。
さらに、優れた調湿性能や最新設備を完備していることも魅力で、住みやすい家を提供してくれます。
長く快適に過ごせるような家を手に入れられるため、こだわりのある家に長く住み続けたい人にはおすすめです。
5.タマホーム株式会社
タマホーム株式会社は、手頃な価格で良質な注文住宅を依頼できるハウスメーカーとして人気があります。
タマホームの住宅には、窓に「ペアガラス」を使用しており、断熱性と機密性に優れている点がメリットです。
暑い夏や寒い冬でも快適に過ごすことができるでしょう。さらに、耐震性の高さにも定評があります。
タマホームは、主力商品「大安心の家」の実物大モデルで振動実験を実施しています。耐震等級3を標準仕様とする二階建てを対象に、2016年の熊本地震で観測された震度7相当を含む加振を複数回加えた内容です。ただし、この結果がタマホームの全商品や全間取りにそのまま当てはまるわけではありません。平屋を建てるときは、建物ごとの構造計算と耐震等級を個別に確認しましょう。
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40坪の平屋を新築で作ることに関するよくある質問
最後に、40坪平屋で間取りを新築で作ることに関する質問の回答を解説します。
疑問点をあらかじめ解決しておくことで、納得のいく家を手に入れやすくなるでしょう。
以下でご紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。
40坪の平屋を新築で建てた場合の固定資産税はいくら?
固定資産税は土地と家屋を分けて計算するので、40坪の平屋という条件だけでは金額を出せません。まず押さえたいのは、評価額と課税標準額が別のものだという点です。住宅用地には課税標準額を軽くする特例があり、新築住宅には一定期間、家屋の税額を減らす措置も設けられています。税率は市町村が条例で定め、市街化区域では都市計画税がかかる場合もあります。自治体、土地と家屋それぞれの評価額、適用される特例の3つがそろうまでは、税額を断定せず概算にとどめてください。
よく目にする1.4%は、地方税法が定める標準税率であり、全国一律の確定した税率ではありません。実際の税額は、課税標準額に各市町村が条例で定めた税率を掛けて計算します。住宅用地の特例や新築住宅の減額が適用される場合もあるため、評価額に1.4%を掛けただけでは正しい金額になりません。お住まいの市町村の税率と適用できる特例は、課税明細書や自治体の窓口で確認できます。
40坪平屋の間取りだと中庭は作れる?
結論から伝えると、40坪平屋の間取りで中庭は余裕で作れます。
広さに余裕があるため、中庭を作るスペースも十分確保できるのは、嬉しいポイントです。中庭を設けることで、部屋にも日差しが入りやすくなり、家の雰囲気を明るくさせられます。
また、風通しもよくなるため、快適に過ごしやすいでしょう。
まとめ

40坪の広さの平屋なら、中庭付きやビルトインガレージ、5LDKなど自由度の高い間取りを設計できます。しかし、そもそも平屋という造り自体、建築上のルールが増えやすい点に注意が必要です。
40坪の平屋を建てるためにはかなり広い土地が必要になるなど、建物としての制約もあります。
デメリットをしっかり知ったうえで、自分にあった間取りを実現したいところです。採光や風通しを考慮して、理想の40坪平屋の住宅を実現しましょう。
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