注文住宅のモデルハウスを購入するのはお得?メリットやデメリットなどを解説します

<記事の情報は、2026年1月1日時点のものです>

マイホームを建てようと思い立った時に、住まいづくりの参考としてまずは近くの住宅展示場や住宅会社のモデルハウスに見学に行く方が多いと思います。

モデルハウスは見学者の購買意欲を高めるために、最新の住宅設備機器の導入や豪華な内装が施されていることが多く、一般的な注文住宅の坪単価よりも高額な建築費をかけて建てられています。

しかしモデルハウスの中には、展示後にそのままの状態で販売することを前提に建てられ、展示期間終了後に売り出されるものがあるということをご存知の方は多くはないのではないでしょうか。

時々オープンハウス・モデルハウスの販売広告などを目にしたことがある方もいるかと思いますが、モデルハウスを購入する際には注意点があります。

本記事ではモデルハウスのメリット・デメリット、購入時の注意点などを解説します。

また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。

それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。

これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。

家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。

「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでしまった)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。

はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。

もっと安くてもっと条件良く高品質の住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては1,000万円以上の大きな損をしてしまうことになるのです。

マイホームは人生の中でもっとも高い買い物。 一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめて下さい

「情報収集しすぎ」と家族や友人に言われるくらいで丁度良いのです。

とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いでしょう。

そんな背景もあり、昨今では、条件にあった住宅メーカーにまとめて資料請求を依頼できる「一括カタログサイト」が増えていますが、中でもおすすめなのが大手が運営する下記の3サイトです。

①LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業「LIFULL」が運営。SUUMOと2強の大手不動産ポータルサイトだけあり、厳しい審査を通過した住宅メーカーのみが加盟。特にローコスト住宅に強く、ローコスト住宅も検討したい方におすすめ。

②SUUMO

不動産最大手ポータルサイトSUUMOが運営。独自のネットワークを活かし全国の地域に特化した工務店の資料を取り寄せることが出来る。坪単価も安く高品質な工務店が多いのが特徴。

③HOME4U家づくりのとびら

信頼の「NTTデータグループ」が運営。全国で厳選されたハウスメーカーを中心にカタログ請求できる。自分たちだけの家づくりプランも完全無料で作ってくれるのは非常に大きなメリット。1度は必ず利用したい。

この3サイトはどれも、日本を代表する大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避ける事ができます。

また、カタログを取り寄せたからといって無理な営業もなく気軽に利用でき非常にメリットが大きいサービスです。

3サイトの中でどれか1つ使うなら、

MEMO

ローコスト住宅をメインで考えている方は・・・LIFULL HOME’S

工務店をメインに探したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーにこだわりたい方は・・・家づくりのとびら

を使っておけば間違いないでしょう。

また、より慎重に絶対に失敗したくない方は絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけずに1社でも多くの会社から資料を取り寄せてしまいうのがおすすめです。

「ハウスメーカーで考えていたけど、工務店の方が理想な家づくりが出来るし高品質だった」

「工務店で考えていたけど、意外と安く建てられる思いもよらないハウスメーカーと出会えた」

このような事は非常に多くあります。

また、なるべく多くの会社で資料を取り寄せることでメーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。

後から取り返しのつかない後悔をしないよう、家を建てるときには面倒くさがらず1社でも多くのカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。

MEMO

LIFULL HOME’S・・・ローコスト住宅のカタログ中心

SUUMO・・・工務店のカタログ中心
家づくりのとびら・・・ハウスメーカーのカタログ中心 


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それでは解説をしていきます。

注文住宅のモデルハウスとは?

モデルハウスは、元々図面を見るだけではわからない間取りの使い勝手や住み心地の良さ、便利な住宅設備機器などを体感してもらい、住まいづくりのイメージを掴んでもらうために建てられるものです。

販売目的ではなく、自社で建築する住宅のデザイン性や機能性、住宅性能などの高さをアピールするためのものなので、一般的な住宅よりもハイグレードな仕様で建てられ、豊富なオプション機器が装備されているケースがほとんどです。

どんなモデルハウスが販売されている?

販売されるモデルハウスにはどのようなものがあるのでしょうか。

販売される物件は主に住宅展示場内の物件と、建売住宅と同様に分譲地の一区画に建てられる物件の2種類で、いずれも一定の期間が経過すると販売されます。

それぞれについてご紹介します。

1.住宅展示場の物件

住宅展示場内のモデルハウスは各住宅会社の広告塔として、最新の商品や最新の工法、設備などを採り入れた住宅を展示する場所なので、一定期間が経過すると新たなモデルハウスに建て替えられます。

その際に役目を終えた元のモデルハウスを廃棄せずに、解体後に移設して再建築することを目的に「リユースハウス」として売り出されるケースがあります。

また再建築する際には、間取り変更にも対応できるケースが多くあります。

しかし全ての住宅メーカーがモデルハウスのリユースに対応しているわけではありません。

2.分譲地の物件

分譲地の一画に建てられるモデルハウスは、一定期間終了後にそのままの状態で販売されます。

実際の分譲地の一区画に建築されるため、住宅展示場のモデルハウスと違って現実的な広さや間取りになっていることが多く、購入後すぐに入居できるのがメリットです。

どちらかというと、建売住宅に近いイメージです。

購入できる物件を探す際、分譲地型は住宅会社の「販売用モデルハウス」や「分譲住宅」のページを確認します。移築型はハウスメーカー本体の案内から、建築予定地を担当する地域販売会社のリユース情報へ進みます。

どちらも常時販売されるとは限らず、展示場の建て替えや公開終了の時期に合わせて募集される仕組みです。希望地域の販売会社へ登録制度や次回募集の有無を尋ね、公式情報を定期的に確認してください。

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注文住宅の新築物件とモデルハウスではどのくらい価格が違う?

モデルハウスを購入する場合には、一般の新築注文住宅を建てる場合と比較してどれ位価格が違うのでしょうか?

モデルハウスの中でも「リユースハウス」として売り出される住宅展示場内の物件は、驚くほど安い価格で手に入れることができます。

ただし「リユースハウス」として販売される住宅は、パーツの大部分が工場で生産される大手ハウスメーカーの規格型住宅が大半を占めています。

セキスイハイムのリユースハイムは、鉄骨ユニット工法を生かして展示住宅を移築する仕組みです。元の展示場部材を一定割合以上再利用し、移築先の敷地条件に合わせて再築されます。

1,000万円以下で入手することも可能で、通常の注文住宅の半値以下で取得できるため、そのデメリットまで十分に理解した上で購入する分には非常にお買い得といえます。

移築型では、2026年8月の公式キャンペーンで、築5年5か月の展示場が580万円とされた事例があります。これは個別キャンペーンの価格であり、販売中の移築型モデルハウスの全国相場ではありません。

表示価格には、屋外給排水・電気工事、外構、特殊基礎、建築確認申請の費用が含まれていません。浄化槽、給湯器、構造計算、旧家屋解体、家具類も対象外となるため、追加費用が発生します。

1,000万円以下という表示だけで資金計画を決めず、再築地の条件を反映した追加工事費も見積もりましょう。建物価格、土地代、諸費用を合算した支払総額で、新築住宅との価格差を判断する必要があります。

分譲地型では、富山県内の公式販売例として、土地・建物込みで33坪・2,540万円の物件があります。同じ販売ページには33坪・2,980万円の例もありますが、全国のモデルハウス相場を示す数値ではありません。

同じ33坪でも、所在地、土地面積、採用設備、完成時期によって販売価格は変わります。候補物件の条件を確かめ、同じ地域にある新築一戸建ての支払総額と比較してください。

2025年度のフラット35注文住宅利用者では、全国平均建設費が4,259.8万円でした。平均住宅面積は118.4㎡ですが、モデルハウスの平均価格や平均面積を示すデータではありません。フラット35利用者に限った注文住宅の統計であり、価格比較の参考値として扱う必要があります。

モデルハウスには公的な全国平均価格がないため、表示価格だけで割安とは判断できません。同じ地域・面積・仕様の新築見積もりを取り、土地代や付帯工事を含む支払総額の差で比べましょう。建物面積が異なる物件同士では価格の前提も変わるため、比較条件をそろえることが重要です。

ただし展示場のモデルハウスは80坪近い面積で建てられていることが多いので、移設するにあたって減築して建てるケースが多いようです。

注文住宅のモデルハウスのメリット・デメリットとは?

注文住宅のモデルハウスを購入するにあたっては、具体的にどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

この章では、モデルハウス購入のメリットとデメリットをご紹介します。

モデルハウスを購入するメリット

モデルハウスを購入するメリットは以下の6つです。

➀実物を見学してから購入できる

モデルハウスを購入する最大のメリットは完成した実物を見て購入できることです。

完成した物件を購入するので、注文住宅を建てる時のように完成後のイメージが違ったなどということがありません。

理想と現物との間にギャップがほとんどないのが強みです。

また、一般的な住宅よりもグレードの高い仕様や住宅設備機器を採用していることが多く、それらを実際に確認後に購入できるのもメリットです。

➁値引き交渉がしやすい

モデルハウスは販売する側にとっても売れ残ってしまうと印象が悪くなり、所有していると固定資産税がかかってしまうため、できるだけ早く販売したいと考えています。

また値引きしても契約後にプランや仕様が変わってしまうことがないので、値引き交渉がしやすく、値引きに応じてもらえる可能性が高くなります。

➂すぐに入居できる

分譲地内のモデルハウスは完成済みですが、購入直後に必ず入居できるわけではありません。住宅ローンの手続き、売買契約、必要な補修、展示公開の終了、引渡しがすべて完了した後に入居できます。住宅展示場から移すリユース型は、解体・運搬・基礎工事・再築が必要です。そのため、完成済みの分譲地型と同じ即入居のメリットには含めず、工程表で引渡し時期を確認しましょう。

➃設備や家具・家電が備えられているケースも

モデルハウスでは、住宅設備機器に加え、高級家具や家電、カーテン、照明器具がセットで販売される場合があります。ただし、展示写真に写っている物がすべて売買対象に含まれるとは限りません。契約前に付帯設備表や引渡し品一覧を作り、設備・家具・家電を一品ずつ特定してください。撤去される物、故障の有無、メーカー保証の残存期間、修理・交換費用の負担者も書面に残しましょう。

後から別々に購入するよりも安い費用で購入できるので、非常にお買い得です。

➄モデルハウス仕様の設備なので高品質

モデルハウスには自社の住宅をアピールする目的があるので、集客と販促のために標準仕様よりもグレードの高い仕様を採用したり、最新のオプション設備をフル装備したりして建てられているケースがほとんどです。

したがって、一般的に販売されている住宅よりも高品質な住宅を割安価格で購入できる可能性があります。

➅同様の注文住宅を建てるより割安

注文住宅のモデルハウスは、建物のグレードが高く、分譲地型では利便性の高い場所に建つ物件もあります。ただし、立地の価値を評価できるのは土地ごと購入する分譲地型であり、移築型には当てはまりません。分譲地型でも、駅までの距離、災害リスク、接道状況、周辺施設、土地形状を確認してください。将来の売却需要も含め、通常の一戸建てと同じ条件で比較してから資産価値を判断しましょう。

立地の良し悪しは物件の資産価値に大きく影響を与えるので、大きなメリットになります。

したがって、同様の新築物件を建てるよりも割安価格で購入できる可能性があります。

モデルハウスを購入するデメリット

モデルハウスの購入には数多くのメリットがありますが、購入を検討する際にはデメリットも把握しておく必要があります。

モデルハウスのデメリットをご紹介します。

➀家が出来上がるまでの過程が見られない

注文住宅のメリットは建売住宅の購入と異なり、建築する過程を見ることができる点ですが、分譲地内のモデルハウスを購入する場合には家が出来上がるまでの過程を見ることができません。

地盤改良、基礎配筋、構造躯体、断熱材などは、完成後の内覧だけで施工状況を直接確かめるのは困難です。ただし、購入者が建築過程を見ていないことだけで、欠陥の発生率が高いとまでは判断できません。見えない部分は、工事写真や施工・検査記録、検査済証を確認して情報を補います。必要に応じて第三者の建物状況調査を依頼し、劣化や不具合を個別に確かめてください。

➁思い通りのデザインにできない

モデルハウスは完成物件を購入するか、間取りや仕様が決まった住宅を購入して移設するかになるので、自分の要望通りの間取りやデザインにすることができません。

高価なオプション設備なども、実際に暮らしてみるとほとんど使わないなどということにもなりがちです。

また、分譲地内に建てられているモデルハウスを購入する場合には、自分で土地を決めて建てることもできません。

したがって住まいに対するこだわりが強い場合には、あまり適していません。

➂人気のモデルハウスは抽選販売になることも

モデルハウスは数が少なくて希少なので、人気の高いモデルハウスは抽選販売になることがあります。

申込人数が多くなるほど抽選確率が下がり、値引き交渉が難しくなります。

➃同じ6帖でも面積が異なるケースも

住宅には「モジュール」とよばれる単位が用いられることが多くあります。

このモジュールには、尺モジュール、メーターモジュール、フィート・インチモジュールなどいくつかの種類があり、それぞれ少しずつ大きさが異なります。

日本建築で一番多く用いられる尺モジュールでは一畳が910mm×1,820mmであるのに対して、メーターモジュールでは1m×2mであるなど、同じ6帖と表記された部屋でもモジュールの違いで面積が若干異なります。

間取り図に畳数が記載されている場合には、モジュールの違いに注意が必要です。

➄間取りを多くの人に知られている

モデルハウスは展示期間中に多くの人に見学されています。

そのため、見ず知らずのたくさんの人に間取りや防犯設備などを知られてしまいます。

このことに対して不安を感じる方も少なくないと思います。

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注文住宅のモデルハウスを購入する際は慎重に

注文住宅のモデルハウスはマイホームの購入を考えている方に対して、住まいの夢を膨らませる目的で建てられるケースがほとんどです。

見学者の購買意欲をかきたてるために、過剰な設備や装飾が施されている傾向があります。

また天井が高かったり、部屋が広すぎたりして、予想外の冷暖房費がかかるなどといった弊害もあります。

キッチンや空調などの設備が豪華でも、建物全体の省エネ性能が高いとは限りません。2025年4月以降に着工する新築住宅は、省エネ基準への適合が義務化されています。

それ以前に建てられた展示住宅は見た目で推定せず、省エネ性能ラベルやBELS評価書を確認しましょう。エネルギー消費性能、断熱性能、評価日を見れば、比較時点と性能水準を把握できます。既存住宅では、改修した部位の性能を示す省エネ部位ラベルも利用可能です。

したがってモデルハウスは住宅会社の宣伝として利用される物件でもあることを認識した上で、実際に自分がそこで生活した場合にどんな不都合が生じる可能性があるのかを良く検討する必要があります。

また、たとえ未入居であっても完成後1年以上経過しているモデルハウスは、新築とは言いません。

さらに展示用として利用されてきた物件なので、内覧の際の傷や汚れなどがあることがあります。

あくまでも新築物件とは異なることを良く理解した上で購入を検討する必要があります。

引渡し前には、確認申請書・確認済証・検査済証と竣工図面の有無を確認してください。住宅性能評価書、建物状況調査報告書、定期点検・修繕記録も、同じ時点で引渡しを求めましょう。

設備仕様書・取扱説明書・保証書も、設備の型番や保証期間を確かめる資料です。これらは将来の点検、修理、リフォーム、売却時に使われる住宅履歴情報となるため、紙とデータを整理して保管しましょう。

2026年入居の住宅ローン減税は、適用期限が2030年末入居まで延長され、控除率は0.7%です。省エネ性能の高い既存住宅では、借入限度額の引上げに加え、控除期間が13年に拡充されています。

ただし、適用条件は物件の新築・既存区分や、省エネ性能を示す証明書によって異なります。モデルハウスという理由だけで対象にはならないため、契約前に物件区分と必要書類を確認してください。

住宅会社などの宅地建物取引業者が自ら売主となる場合、契約不適合責任を負う期間について、引渡しから2年以上とする特約は設けられます。この場合を除き、民法より買主に不利な契約特約を設けても、宅地建物取引業法上は無効です。

法定の新築住宅に関する10年責任、売買契約上の契約不適合責任、メーカー独自保証は別々に確認する必要があります。契約書と保証書で対象部位、通知期間、補修の範囲を照合しましょう。

既存住宅売買瑕疵保険は、中古住宅の検査と保証を組み合わせた任意保険です。この保険に加入するには、専門の建築士による物件検査を受け、基準に合格する必要があります。

購入後に対象部分の欠陥が見つかった場合、補修費用などが保険の対象になり得ます。ただし、新築住宅に課される法定10年の瑕疵担保責任とは別の制度です。契約前に、対象部位、保険期間、免責事項を申込書と約款で確かめてください。

既存住宅として扱われる物件では、購入前に建物状況調査を依頼する方法があります。調査を担当できるのは、既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士です。

対象は、基礎・壁・柱などの構造耐力上主要な部分と、屋根・外壁・開口部などの雨水浸入防止部分です。調査結果から劣化や不具合の有無を把握し、補修内容と費用の見積もりに反映させましょう。

法令上の新築住宅は、工事完了から1年以内であり、かつ未入居という2つの条件を満たす住宅です。該当する住宅では、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について、売主が10年間の瑕疵担保責任を負います。事業者には、保険加入や保証金供託などの資力確保措置も求められます。

完成から1年を超えたモデルハウスは、未入居でも法令上の新築住宅には当たりません。同じ10年間の責任が当然に付くわけではないため、完成日と入居履歴を確認しましょう。

希望条件やライフスタイルを吟味して検討しよう

モデルハウスの購入では、基本的に販売時には間取りや仕様などが決められています。

購入者のライフスタイルに合わせた間取りや設備を選ぶことはできないので、すまいに対して強いこだわりがある場合には不向きといえます。

自分の希望条件やライフスタイルを良く吟味した上で購入を検討することが大切です。

移築型は、募集情報を確認して申し込み、建築予定地の法令や道路条件を調査する流れです。次にプランと追加費用の見積もりを確認し、抽選を経て契約します。その後は展示住宅の解体・運搬、基礎工事、再築を経て、引渡しを迎える手順です。

公式キャンペーンには、予定地で建築確認を得られない場合、当選が無効になる例があります。また、申込期限とは別に契約期限や上棟期限が設定される場合もあるため、全日程を先に確認してください。

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まとめ

マイホームの購入を検討する際には、購入可能なモデルハウスを探すという選択肢があることは一般の方にあまり知られていません。

注文住宅のモデルハウスの売り物件は、一般住宅よりもハイグレードで付加価値の高い物件を割安価格で購入できるというメリットがあります。

しかし一方では、見た目重視で設計されることが多いため、実際の使い勝手が良くないこともあります。

完成済みのモデルハウスは、購入者が施工過程を直接確認できない点に注意が必要です。しかし、それだけで構造部分に欠陥があるとは判断できません。工事写真などの施工記録、検査済証、第三者による建物状況調査の結果を確認してください。売買契約上の責任やメーカー保証の対象部位・期間も照合し、個別物件の状態を資料に基づいて判断することが重要です。

購入するにあたっては価格の安さだけに惑わされることがないように、実際住むにあたっての使い勝手や、不具合の有無などを十分にチェックした上で検討することが重要です。

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