北欧住宅を徹底解説!おすすめハウスメーカーと北欧風の家8つの特徴

おしゃれな北欧住宅やインテリアに憧れている人は多いのではないでしょうか?ナチュラルな素材感を取り入れている北欧住宅の雰囲気は、住まいでゆったりとくつろぐのにぴったりですよね。

しかし、実際に北欧住宅を建てるとなると「どんな間取りだと北欧っぽくなるか」「外観のデザインはどうすべきか」など迷ってしまいます。

そこでこの記事では、北欧住宅についてさらに理解を深め自分の理想とする家を手に入れられるように以下の内容を紹介します。

  • 北欧住宅の基礎知識
  • 外観・内観デザインの特徴
  • 北欧住宅の建築実例
  • おすすめのハウスメーカー

ぜひこの記事を、おしゃれな北欧住宅を建てるヒントにしてみてください。

また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。

それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。

これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。

家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。

「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでしまった)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。

はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。

もっと安くてもっと条件良く高品質の住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては1,000万円以上の大きな損をしてしまうことになるのです。

マイホームは人生の中でもっとも高い買い物。 一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめて下さい

「情報収集しすぎ」と家族や友人に言われるくらいで丁度良いのです。

とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いでしょう。

そんな背景もあり、昨今では、条件にあった住宅メーカーにまとめて資料請求を依頼できる「一括カタログサイト」が増えていますが、中でもおすすめなのが大手が運営する下記の3サイトです。

①LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業「LIFULL」が運営。SUUMOと2強の大手不動産ポータルサイトだけあり、厳しい審査を通過した住宅メーカーのみが加盟。特にローコスト住宅に強く、ローコスト住宅も検討したい方におすすめ。

②SUUMO

不動産最大手ポータルサイトSUUMOが運営。独自のネットワークを活かし全国の地域に特化した工務店の資料を取り寄せることが出来る。坪単価も安く高品質な工務店が多いのが特徴。

③HOME4U家づくりのとびら

信頼の「NTTデータグループ」が運営。全国で厳選されたハウスメーカーを中心にカタログ請求できる。自分たちだけの家づくりプランも完全無料で作ってくれるのは非常に大きなメリット。1度は必ず利用したい。

この3サイトはどれも、日本を代表する大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避ける事ができます。

また、カタログを取り寄せたからといって無理な営業もなく気軽に利用でき非常にメリットが大きいサービスです。

3サイトの中でどれか1つ使うなら、

MEMO

ローコスト住宅をメインで考えている方は・・・LIFULL HOME’S

工務店をメインに探したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーにこだわりたい方は・・・家づくりのとびら

を使っておけば間違いないでしょう。

また、より慎重に絶対に失敗したくない方は絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけずに1社でも多くの会社から資料を取り寄せてしまいうのがおすすめです。

「ハウスメーカーで考えていたけど、工務店の方が理想な家づくりが出来るし高品質だった」

「工務店で考えていたけど、意外と安く建てられる思いもよらないハウスメーカーと出会えた」

このような事は非常に多くあります。

また、なるべく多くの会社で資料を取り寄せることでメーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。

後から取り返しのつかない後悔をしないよう、家を建てるときには面倒くさがらず1社でも多くのカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。

MEMO

LIFULL HOME’S・・・ローコスト住宅のカタログ中心

SUUMO・・・工務店のカタログ中心
家づくりのとびら・・・ハウスメーカーのカタログ中心 


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それでは解説をしていきます。

北欧住宅とは?基礎知識を解説!

私たちが日常的に使う「北欧風」という言葉は、ナチュラルな木材の家具や色彩豊かなかわいいデザインを表現することが多いです。定義がなく、北欧の生産品でない場合も理念を反映しているものであれば「北欧風」と呼ばれています。

そもそも「北欧」とは「北ヨーロッパ」にあたる、以下の5つの国からなります。

  • デンマーク
  • フィンランド
  • アイスランド
  • ノルウェー
  • スウェーデン

北欧の四季は冬が11〜3月と長く、春・夏・秋が短いため、北海道に近い気候です。ただし平均気温まで同じではありません。1991〜2020年の平年値で月平均気温の年平均を出すと、フィンランドの首都ヘルシンキは約5.9℃、札幌は約9.2℃でした。その差は約3.3℃あり、冬の一部の月は近い値でも、年間や夏の気候には違いがあります。それでも寒さの厳しい地域で磨かれた北欧住宅の断熱や採光の考え方は、日本の寒冷地の暮らしにも通じるでしょう。シンプルでナチュラルな間取りも快適な暮らしの理想像に合い、日本人から人気を集めています。

ただし、気候が似ているからといって北欧の仕様をそのまま持ち込めるわけではありません。日本は気候条件に応じて8つの地域に区分されています。断熱性能は外皮平均熱貫流率のUA値、夏の日射対策は冷房期の平均日射熱取得率のηAC値で、地域ごとに評価されます。北海道と九州では、目標とすべき数値そのものが違ってきます。

打ち合わせでは、建築地がどの地域区分に当たるかをまず確認してください。そのうえで、窓の日射取得と日射遮蔽、庇の出寸法、換気や除湿の計画までを一体で設計すると、夏の暑さと冬の寒さの両方に対応できる住まいに近づきます。

北欧住宅の外観デザイン4つの特徴

定義が曖昧なので、どのようなデザインを取り入れると北欧を表現できるのか迷ってしまいますよね。この章では、北欧住宅でよく見られる外観デザインの4つの特徴を紹介するので、ぜひイメージの参考にしてみてください。

  1. 大屋根
  2. 個性的な外壁カラー
  3. ウッドデッキ
  4. ビルトインガレージ

順番に解説します。

1.大屋根

北欧は雪が多いため、屋根に積もらないよう急な傾斜角度(勾配)をつけた大屋根が主流です。自然に囲まれ敷地面積が広い北欧ならではの大きな三角屋根を取り入れると、一気に雰囲気が出てきます。ただし日本の積雪地では、雪を落とす勾配屋根だけが答えではありません。屋根の上で雪を処理する無落雪屋根、緩やかな勾配の屋根、雪止めを付ける方法も選べます。落雪させる形にするなら、隣地や道路、玄関に雪が落ちないよう、雪をためる空間を敷地内に確保してください。どの方式でも、建築地の垂直積雪量をもとにした構造設計が欠かせません。

勾配がある分、雨水が勢いよく流れ出るので北欧の地域によっては「草屋根」や「茅葺屋根」を取り入れていることもあります。日本では、メンテナンスがしやすいガルバリウム鋼板の屋根瓦を採用するといった技術も進んでいるので、大屋根にする際はぜひ検討してみてください。

2.個的な外壁カラー

北欧住宅の伝統的な代表カラーは「ファールン・レッド」。日本語ではえび茶色と表現される深い赤と白の組み合わせです。これは、木材の耐久性を高めるため、塗料に酸化鉄を混ぜたことで発色されたといわれています。

見た目だけでなく、耐久性や防腐効果を高めるための色であることから「家を守り長く住み続ける」という北欧住宅の思想がうかがえます。

現在は、ブルーやイエローなどのカラフルな外壁が多いので、それぞれの好みを反映してオリジナルの外観にしてみてください。

3.ウッドデッキ

ウッドデッキは、リビングと庭の間に設けられた歩廊部分のことを指し、多くの北欧住宅で家族団らんの場として備えられています使用されている建材は、基本的に天然木材ですが、日本の住宅では合成木材を採用していることもあります。

手入れをする必要がありますが、ガーデニングなどの趣味や子どもがのびのび過ごす場所としても最適なので、北欧っぽさをより表現したい人は設置することをおすすめします。

4.ビルトインガレージ

ビルトインガレージは、北欧の雪が多い地域性から車を守るために必要不可欠な空間です。ショールームのような見せ方をすると、外観のおしゃれさが増します。一方で、住宅と一体になる分、設計段階で詰めておきたい点もあります。排気ガスや臭気を居室へ入れない換気計画、ガレージと居室の間の気密と防火、水に強い床材と排水、シャッターを開け閉めするときの音の4つです。自治体によっては条例で換気口の設置や機械換気を求める例もあるため、建築地のルールに沿って計画してください。

家の外観との統一感を重視するのがポイントで、車やバイクが好きな人は作業場としても利用できるでしょう。その際は、電気などの設備や車の出しやすさも考慮してみてください。

しかし、ビルトインガレージをつくることで、部屋数が減ったり土地の広さも必要になったりするので注意が必要です。

外観の印象を大きく左右するのが窓です。白い窓枠、縦長の形、同じ窓を横に並べる配置、木製サッシといった要素が北欧らしさをつくります。ただし、選ぶときは見た目だけで決めないでください。

ガラスの枚数、Low-E仕様の有無、中空層の厚み、サッシの気密性能まで並べて比べたいところです。窓は面積が大きいほど熱の出入りも増えるので、配置と性能はセットで検討しましょう。木製サッシは清掃や再塗装といった手入れの手間も確認しておきたい部分です。スウェーデンハウスは木製サッシ3層ガラス窓を標準採用しており、意匠と性能を両立させた例として参考になります。

北欧住宅の内装デザイン4つの特徴

北欧住宅の外観デザインの特徴は、デザイン性だけでなく積雪対策などの機能性も考えられているとわかりました。では、北欧住宅の内装にはどんな特徴やアイデアがあるのでしょうか。ここで4つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 気密性・断熱性がある
  2. 開放的な間取り
  3. 自然素材のインテリア
  4. 暖炉・薪ストーブ

順番にみていきましょう。

1.気密性・断熱性がある

北欧は冬の気温が−10℃以下になる日もあり寒さが厳しく、夏は最高気温が25℃前後と寒暖差が特徴です。そのため、北欧住宅はこの気候に合わせた気密性・断熱性を高める技術が古くから培われています。

日本の気候にも適しているので、冬は暖かく夏は涼しい快適な暮らしが手に入るでしょう。冷暖房などの稼働時間も最低限に抑えられて省エネになり、北欧住宅は環境にも優しい住まいです。

省エネ性能は、国の制度としても水準が引き上げられています。2025年4月以降に着工する住宅は、原則として省エネ基準への適合が義務づけられました。さらに2030年までに、その基準をZEH水準まで引き上げる方針が示されています。

そのため「高断熱」という広告の言葉だけで住宅会社を比べても、違いは見えてきません。断熱等性能等級と一次エネルギー消費量等級がいくつか、UA値はどの数値か、第三者評価のBELSを取得しているかを、同じ条件で確認してください。標準仕様とオプションで数値が変わる会社もあるため、自分の計画に近い実例で示してもらうと比較しやすくなります。

2.開放的な間取り

玄関を開けると、開放的なリビングダイニングとキッチンが広がっているのが北欧住宅の特徴です。廊下や収納がなく、各部屋を分ける仕切りは簡易的で、ライフスタイルの変化にも対応できます。日本の暮らしに取り入れるなら、開放感を保ちながら不便さを消す工夫も一緒に考えましょう。玄関から室内が丸見えにならない視線の設計、パントリーや家族用の収納、音と臭いへの配慮、冷暖房が届く範囲、可動間仕切りの5点をセットで検討します。廊下を一律になくすのではなく、家族構成と将来の個室化に合わせて選ぶと失敗しにくくなります。

また、リビングダイニングは家族が集まる大切な空間なので、日当たりの良い場所に置くのもポイントです。

しかし、便利な暮らしには収納や廊下が必要なこともあるので、こだわりすぎず日本の暮らしや自分の生活のしやすさも考えて取り入れてみてください。

3.自然素材のインテリア

北欧住宅のインテリアは自然素材のものがぴったりです。長く住み続け、変化を楽しむという考え方なので、無垢材やヴィンテージ感のある家具が好まれています。

自然素材に合わせるなら、色の決め方から順番に整えていきます。白やアイボリー、明るい木の色をベースにし、グレーやくすみ色を補助として重ねる形が北欧らしくまとまります。ファブリックやタイル、一部の壁紙やドアをアクセントにすると、遊び心が出てきます。照明は天井の一灯で部屋全体を均一に照らすのではなく、ペンダント、ブラケット、フロアライトを用途ごとに重ねる方法が向いています。北欧の長い冬の暗い時間を楽しむ工夫でもあります。置く家具を先に決めてから、コンセントと照明の位置を設計すると配線のやり直しを防げます。

自然素材を中心に、そのほかの北欧っぽさを掛け合わせて内装をデザインしてみてください。

4.暖炉・薪ストーブ

デンマークでは「ヒュッゲ」という、心からリラックスして過ごす時間や思想を大切にする文化があります。暖炉や薪ストーブはそのヒュッゲに欠かせないアイテムとして重宝されており、部屋全体が優しい暖かさに包まれ、おしゃれな空間を演出できます。土間を作って設置する方法もよく選ばれています。取り入れるときは、設計に入る前に確認しておきたい項目が並びます。本体や煙突と可燃物との安全距離、炉台と炉壁、燃焼用の給気、煙突を通す経路、点検と清掃の方法、薪の保管場所、近隣への煙と臭いの7つです。火気器具の位置や構造、管理は消防法に基づく市町村条例で決まるため、施工会社と所轄の消防署に確認してください。薪は乾燥に時間がかかるので、置き場所と搬入経路も間取りと一緒に考えます。

しかし、設置や維持にコストがかかり、手入れも必要なのでよく検討したうえで取り入れてみてください

おしゃれな北欧住宅の建築実例5選

北欧住宅の外観・内装の特徴をイメージできたのではないでしょうか。この特徴を踏まえ、実際に北欧住宅を建てた人はどのように取り入れているか気になりますよね。ここでおしゃれな北欧住宅の建築実例を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 大胆な色使いが魅力的な平屋の北欧住宅
  2. 大屋根と上質な北欧デザインの住宅
  3. 外観デザインにこだわった北欧モダンの家
  4. インテリアまでこだわった吹き抜け北欧住宅
  5.  薪ストーブのある北欧輸入住宅

順番にみていきましょう。

1.大胆な色使いが魅力的な平屋の北欧住宅

引用:SUUMO|【2000万円台|平屋|間取り有】平屋とは思えない開放感!「予算内で自由な家づくりができました」

北欧住宅の代表的な色であるベンガラ色を外壁全体に取り入れた北欧住宅です。白の窓枠に合わせ、フェンスとリビングドアも白にしているので統一感があります。おしゃれでかわいい白の窓枠はアルミにすることでコストを抑えられるのがうれしいポイントです。

壁や天井を漆喰で仕上げているので自然素材の質感を楽しめ、あたたかみのある内装です。2階建てを検討していましたが、リビングの天井を約5mの吹き抜けにし平屋でも開放感のある家にしたそうです。

2.大屋根と上質な北欧デザインの住宅

引用:SUUMO|【3000万円台/間取り図】家事ラクの動線が魅力的。北欧の趣をもたせた大屋根の明るくのびやかな住まい

家づくりを検討する際に「大屋根のある木の家」を希望し、上質な北欧デザインの住まいを手に入れたそうです。深いネイビーと白の外壁が目をひきますね。玄関からLDKへのつながりや吹き抜けで北欧住宅の良さをふんだんに表現しました。

北欧デザインを軸にしながらも、和室や蓄熱式温水床暖房など日本の文化や技術を上手に取り入れているのもポイントです。生活導線もしっかりと設計されており、おしゃれで快適な住まいを再現しています。

3.外観デザインにこだわった北欧モダンの家

引用:コムハウス|建築実例「北欧モダンな家」

真っ白な塗り壁とレンガがおしゃれな北欧モダンの家です。キッチン上部には秘密基地のようなロフトを設け、子供部屋やセカンドリビングなど多目的に使えるスペースがあります。

リビングには大きな窓があるので天気がいい昼間は電気がいらないくらい明るいそうです。室内のドアやオリジナルキッチンなど、北欧デザインを活かしながら自分たちのこだわりも詰め込まれ、住む人が心地よく過ごせる住まいです。

4.インテリアまでこだわった吹き抜け北欧住宅

引用:SUUMO|木のぬくもり×吹抜けの大空間が心地よい。インテリアも北欧スタイルで楽しむ家

フィンランドの照明ブランドの木製ペンダントランプや洗面所のタイルなど、北欧らしさをインテリアに多く取り入れています。さらに、北欧の樹齢100年以上のパイン材を床や天井に使用したホワイト系で、スタイリッシュながらもやさしい空間を演出しています。

ウッドデッキやバルコニーも作り、リビングにいながら自然も楽しめる間取りです。バルコニーには屋根があるので、雨の日でも洗濯物を干したり子供が遊べたりします。

5.薪ストーブのある北欧輸入住宅

引用:SUUMO|【北欧/輸入住宅/52.2坪】お気に入りの空間と快適さに包まれ 家事も子育ても楽しい時間に

薪ストーブを取り入れ、外から見ると煙突が目を引くおしゃれな北欧輸入住宅です。シンプルモダンなインテリアに合わせて、薪ストーブはスペースの取らないすっきりとしたタイプにしたそうです。

吹き抜けの間取りはスペースを無駄にせず、スタディスペースを設けたり和室を作ったりと、取り入れたいアイデアが多くあります。ここまでの5つの実例を、採用した要素ごとに整理してみましょう。

平屋か2階建てかは、敷地の広さと生活動線で決まります。外観の色は白や黒、木の組み合わせで印象が変わり、汚れの目立ち方も違ってきます。大屋根と吹き抜けは天井の高さと採光を生みますが、冷暖房の効率と、照明や窓の掃除の方法を先に決めておいてください。

自然素材とデッキは肌ざわりや外とのつながりが魅力で、定期的な塗装や手入れが前提になります。薪ストーブと和室は暮らしの質を上げる一方、設置場所と収納の計画が必要です。家事動線は見た目に出にくい部分ですが、水回りの配置しだいで毎日の手間が変わります。

北欧住宅おすすめのハウスメーカー4選

北欧住宅を建てた人は、北欧デザインを中心に自分たちの住みやすいアイデアや間取りを上手に取り入れています。それを実現するためには、要望を聞き入れ的確なアドバイスをしてくれる住宅会社選びも重要です。ここでは、おしゃれな北欧住宅が建てられるおすすめのハウスメーカーを4つ紹介します。

保証は年数の長さだけで比べないでください。新築住宅では、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について、引渡しから10年間の瑕疵担保責任が法律で定められています。この10年はどの会社にも共通する土台です。

差が出るのは各社独自の保証で、確認したいのは、無料点検と有料点検がそれぞれ何年目にあるか、延長には指定業者の補修工事が必要か、保証の対象はどこまでかの3点です。延長の条件と費用まで聞いておくと、長期保証をうたう数字の中身が見えてきます。

費用は坪単価の相場を眺めても比べられません。延床面積、構造、断熱仕様、設備のグレードをそろえた条件で、各社に見積もりを出してもらうのが確実です。

そのうえで、標準の本体工事費、オプション、給排水や地盤改良などの付帯工事、外構、照明・カーテン・空調、設計料や申請費、登記や火災保険といった諸費用を分けて記載してもらってください。合計金額だけを並べると、どこまで含んだ数字なのかが見えません。内訳がそろえば、同じ家を建てたときにどの会社がいくらになるかを判断できます。見積書の前提条件と有効期限も書面で残しておくと、後の比較や相談がしやすくなります。

4社を比べるときは、同じ項目を並べると違いがはっきりします。見るのは、北欧専用の商品やスタイルがあるか、構法は何か、窓と断熱の性能をどう公表しているかの3点がまず基本です。あわせて、外観からインテリアまで提案してもらえるか、施工に対応するエリアはどこか、初期保証の年数と延長条件はどうかも確認します。

公式情報でわかる範囲を挙げてみます。北欧向けの商品やスタイルは、スウェーデンハウス、インターデコハウスのLuontoとHelmi、三井ホームのナチュラルヒュッゲスタイルが該当します。構法はインターデコハウスがソリッドフレーム工法、三井ホームがプレミアム・モノコック構法です。積水ハウスは北欧という名前の商品を持たず、life knit designで要望を形にする進め方をとっています。

窓と断熱の公表方法は会社ごとに差が大きく、UA値のように数値を出していない項目もあります。その場合は無理に推測せず、公式数値非公表として空欄のままにし、打ち合わせで自分の計画の数値を出してもらってください。保証も同じで、初期保証の年数と延長の条件を各社の公式資料で確かめると、条件をそろえた比較ができます。

  1. スウェーデンハウス
  2. インターデコハウス
  3. 三井ホーム
  4. 積水ハウス

順番にみていきましょう。

1.スウェーデンハウス

スウェーデンハウスは「北欧で生まれ、日本で育った家」がコンセプトのハウスメーカーです。

北欧デザインのおしゃれなモデルが多く、日本に合わせた仕様なので、快適に長く住み続けられる家が手に入ります。住宅展示場は全国約60箇所にあり、平屋から3階建てまでさまざまなタイプの北欧住宅を体験できます。

家づくりの技術や北欧の思想など「本場」のクオリティを取り入れたい人におすすめです。

選ぶ材料として、性能の示し方も見ておきましょう。スウェーデンハウスは木製サッシ3層ガラス窓を標準仕様に採用しています。さらに引渡しの際には、全棟で断熱性能を計算し、気密性能を実測した結果を住まい手に伝えます。カタログの説明ではなく、自分の家の数値を受け取れる点は比較の材料になります。

引渡し後の対応も長く、10年目以降は50年目まで5年ごとに、希望に応じて検診を受けられます。デザインの好みだけでなく、数値の実測と長期の維持管理まで重視する人に向いた会社でしょう。

2.インターデコハウス

インターデコハウスは、世界中の住宅スタイルから自分の好きなものをセレクトして家づくりをしていきます。外壁や内装だけでなく、インテリアデザインまでできるのでおしゃれになるか不安な人もプロと一緒にすてきな住まいを作っていけるでしょう。

北欧テイストの商品ラインナップは「Luonto(ルオント)」と「Helmi(ヘルミ)」の2つです。外観の表情や間取りの考え方が違うので、暮らし方に合うほうを選んでみてください。

性能の面も確認しておきましょう。構造は軸組と面構造を組み合わせたソリッドフレーム工法で、断熱等性能等級6と一次エネルギー消費量等級6を掲げています。断熱は外張断熱と充填断熱を重ねたダブル断熱です。窓は地域に応じて、トリプルガラスかペアガラスを使い分ける仕様になっています。

デザインの自由度が高いだけでなく、寒冷地で求められる性能にも対応できる作りだといえます。ただしフランチャイズ方式のため、加盟店がある地域かどうかで対応できる範囲が変わります。検討の初めに、建築地を担当する店舗と施工エリアを確かめておいてください。窓の仕様も建築地で変わるので、自分の敷地の条件で見積もりを取ることが前提になります。

3.三井ホーム

大手ハウスメーカーである「三井ホーム」の北欧住宅は「ナチュラルヒュッゲスタイル」がコンセプトです。「Hygge(ヒュッゲ)」は、デンマーク語で「こころ安らぐ、人と人とのふれあいから生まれる居心地のよい雰囲気」という意味を持ちます。

シンプルで無駄がなく、家を使う全ての人が楽しめることを大切にした家づくりをしてくれます。家づくりの実績があり信頼できるハウスメーカーをお探しの人はぜひ三井ホームをチェックしてみてください。

ナチュラルヒュッゲスタイルは、色や間取り、外観まで具体的に形になった提案です。色は白と木目を基調にし、間仕切りを減らした可変的な間取りで家族の距離を近く保ちます。天井や床、デッキにも木を使い、室内から外へ素材が続く形をとっています。

外観は切妻屋根で、土間のテラスリビングを設けて庭とのつながりをつくる提案が特徴です。構法はプレミアム・モノコック構法で、大きな開口や吹き抜けを取り入れやすい点も比較の材料になります。北欧らしい外観と、庭まで含めた暮らし方の両方を求める人に向いています。

4.積水ハウス

「積水ハウス」は、「積水ハウステクノロジー」など独自開発の技術力が高い大手ハウスメーカーです。1人ひとりに合わせた幅広いテイストの家が得意なため、質の高い北欧住宅を建てられます。

住まいの機能や自分のこだわりをしっかりと反映しながら、北欧テイストをさりげなく取り入れたい人におすすめのハウスメーカーです。

積水ハウスの「life knit design」は、決められたテイスト名から選ぶ方式ではありません。住む人の感性を出発点に、インテリア、街並みとの調和、家の内と外のつながりという3つの視点から設計を組み立てます。同じ北欧風でも、家族ごとに答えが変わる進め方です。

そのため、希望を言葉だけで伝えると意図がぼやけます。木や天然素材の使い方、装飾を抑えたシンプルな空間、庭の植栽、そして家具や照明まで、好みに近い画像を集めて共有してください。要望を整理してから打ち合わせに入ると、提案の精度が上がります。仕上げの色や家具の質感まで具体的に詰めたい人に合う会社です。

まとめ

北欧住宅は、自然と調和し心豊かに過ごせるのが魅力です。北欧住宅の外観や内装デザインの特徴をおさえ、自分たちのオリジナルのアイデアと掛け合わせながら設計していきましょう。

どんなハウスメーカー・工務店に依頼すべきか決まっていない人は、まずは資料請求から始めてみてください。資料から各社の施工事例やこだわりを知ることで、北欧風のイメージを叶えてくれそうな会社を探せますよ。

資料を集めるには、Webから必要事項を入力するだけで取り寄せできる「一括請求」を使うのが便利です。複数社の資料を一度に取り寄せて見比べ、北欧住宅に対応できるメーカーをピックアップしてみてくださいね。

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