<記事の情報は、2026年1月1日時点のものです>
注文住宅の体験談シリーズです。
今回取り上げるのは、旧・株式会社オシダリハウス(2025年3月3日付で株式会社ジオハウスへ社名変更)で家を建てたMさんのケースです。社名は変わりましたが、会社の所在地と電話番号は変更されていません。記事中の社名は、Mさんが家を建てた当時のまま記載しています。
ぜひ参考にして下さい。
現在の社名である株式会社ジオハウスは、1993年6月15日に設立された住宅会社です。資本金は1,000万円で、本社は神奈川県大和市南林間6丁目5番12号に置かれています。
営業エリアは大和市と座間市が中心です。注文住宅の設計・施工に加えて、分譲住宅、リフォーム、不動産の売買・管理まで手がけています。土地探しから建てた後の手直しまで、同じ会社に続けて相談できる体制です。オシダリハウスの名前で調べた場合も、たどり着く先はこの会社になります。
また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。
それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。
これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。
家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。
「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでしまった)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。

はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。
もっと安くてもっと条件良く高品質の住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては1,000万円以上の大きな損をしてしまうことになるのです。
マイホームは人生の中でもっとも高い買い物。 一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめて下さい。
「情報収集しすぎ」と家族や友人に言われるくらいで丁度良いのです。
とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いでしょう。
そんな背景もあり、昨今では、条件にあった住宅メーカーにまとめて資料請求を依頼できる「一括カタログサイト」が増えていますが、中でもおすすめなのが大手が運営する下記の3サイトです。
この3サイトはどれも、日本を代表する大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避ける事ができます。
また、カタログを取り寄せたからといって無理な営業もなく気軽に利用でき非常にメリットが大きいサービスです。
3サイトの中でどれか1つ使うなら、
を使っておけば間違いないでしょう。
また、より慎重に絶対に失敗したくない方は絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけずに1社でも多くの会社から資料を取り寄せてしまいうのがおすすめです。
「ハウスメーカーで考えていたけど、工務店の方が理想な家づくりが出来るし高品質だった」
「工務店で考えていたけど、意外と安く建てられる思いもよらないハウスメーカーと出会えた」
このような事は非常に多くあります。
また、なるべく多くの会社で資料を取り寄せることでメーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。 
後から取り返しのつかない後悔をしないよう、家を建てるときには面倒くさがらず1社でも多くのカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。
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SUUMO・・・工務店のカタログ中心
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それでは解説をしていきます。
神奈川県でオシダリハウスで注文住宅を建てた理由・決め手

長年住んでいた住居を相続の関係で手放し、要介護の義母を連れて引っ越すために、神奈川県限定で土地を探していました。
元々、夫婦とも神奈川県在住でしたので、どこに引っ越しても良かったのですが、まずは住み慣れた神奈川県で物件をさがしたのです。
あちこち探した最後に、駅から徒歩5分、南西向きで真っ平ら、地盤も良い日当たりも良いという絶好の土地にめぐりあいました。
ただ、この土地は、地元のオシダリハウスさん限定の「建築条件付き」の土地でした。
ブランドハウスには、そんなにこだわりはなく、かえって地元の工務店の方が安心かも?と思っていた私たち夫婦には、ちょうど良い条件でした。
しかも、以前から夫が「発泡吹付け断熱材」にこだわっていて、できればそういう家を建てたいと言っていました。
この条件付きの土地は、2区画だけの販売だったのですが、なぜか道路沿いが空いていて、奥の家は建築が始まっていたのですが、なんと、そこでは発泡吹付け断熱材の作業がされていたのです。
これを見た時に、「ここだ!」と鳥肌状態だったのを覚えています。
この出会いで、文句なく、オシダリハウスさんでの建築をお願いしたわけです。
Mさんが決め手にした発泡吹付けの断熱材は、現在も同社が住宅性能の中心に据えている仕様です。現場で発泡させるウレタンの吹付断熱を、高気密・高断熱住宅の特徴として掲げています。
ただし、いま同じ仕様を選べるかどうかは商品によって変わります。全棟標準で採用しているのは「サンアベニュー」シリーズの新築2階建てで、中古物件と新築3階建ては対象外としています。
Mさん宅は当時の注文住宅としての仕様であり、現行商品の適用範囲とは切り分けて読んでください。検討するときは、対象の物件で吹付断熱が標準に含まれるかを個別に確かめる必要があります。
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注文住宅を建てようと考えたきっかけ
中古物件をリフォームしても良かったので、そちらも探していたのですが、要介護の義母が一階でしか暮らせないので、なかなか条件にあう場所がありませんでした。
足が悪いので、段差を上がるのが大変なわけです。
しかも、これから増々老いていくのは間違いなく、車椅子にもなりかねません。
という事は、2階にリビングや浴室、寝室などがある家は全部ダメという事です。
そして、ガレージから玄関までの段差も、問題でした。
なかなか、条件にあう物件はありませんでした。
そして、この条件にあうようにリフォームすると、2000万位はかかると言われました。
建ぺい率の関係で、1階に義母の部屋を作るとなると、かなり広い土地も必要でした。
それなら、新築でも注文でも、と探す枠を広げたわけです。
注文住宅を建てる際にまず取り組んだこと
私たちは、長年先祖代々の古い家に住んでいたので、最近の住宅事情を全く知りませんでした。
それで、時間をみつけてはあちこちの住宅展示場をたずねました。
夫がパソコンが得意だったので、彼が色々検索しては、情報も集めてくれたのです。
モデルハウスにも行きましたし、実際に暮らしているお宅への訪問ツアーなどもありましたので、そちらにも参加しました。
注文住宅では、窓の一つ一つまで自分たちで決めることになります。それを知ったのは設計の段階に入ってからでしたが、その前にモデルハウスと入居済みのお宅をいくつも見て回っていたことが役に立ちました。断熱の方法、暮らしの動線、標準でどこまで設備が付くのか、価格や保証はどう違うのか。こうした点は図面やカタログでは比べにくく、実際の家に立ってようやく違いがわかりました。見学を重ねるうちに、自分たちの希望として外せない点がはっきりしていきました。
注文住宅を建てようと思い立ってから完成までにかかった期間

うちの場合は、相続の関係で、急に土地を手放す事になったので、とりあえず借家を借りて、その後家探しをしたのです。
税金などの事もありましたし、急いで探しはじめて、ちょうど1年後に、新築の家に引っ越すことができました。
夫が在宅で、パソコン作業をしていたため、設計段階の打ち合わせに、すぐ行く事ができ、しかも打ち合わせ時には、もう次の事をだいたい決めていたので、案外早く進んだと思います。
思い立ってから完成まで、ちょうど丸1年でした。土地探し、設計の打ち合わせ、着工から引渡しまでが、この1年のなかに収まっています。打ち合わせのたびに次に決めることを持ち帰り、家で話し合ってから臨んだので、宿題の持ち越しがほとんど出ませんでした。注文住宅にかかる期間は、打ち合わせをどれだけ詰められるかで大きく変わります。在宅で働く夫がすぐに動けたことが、丸1年に収まった一番の理由でした。
家を建てる際にかかった費用とその内訳
土地探しからはじめましたので、まず土地の代金がかかりました。
これは、40坪で2900万ほどだったと思います。
最初、元の自宅近くの住宅街の土地を買おうと思ったのですが、タッチの差で買えなかったのです。
ここは、住宅街なので建ぺい率が60%くらいで、40坪の家を建てたいと思ったら、70坪くらいの広さが必要なため、500万くらい高かったのです。
現在買えた土地は、駅に近く、商店街の裏だったため、建ぺい率が100の200という、40坪でも40坪の建物が建つ場所でした。
そして、建築費用はほぼ1坪50万円という費用でしたが、オシダリハウスは標準装備が多い住宅で、 床暖房や、電動シャッター、電動昇降つきのキッチン、浴室TVやカラリ床などが全部標準装備でした。
オプションとして足したのは、太陽光発電装置と、屋根裏部屋へ登るための常設階段でした。ほかにも細々した追加を重ねた結果、総額はおよそ5,500万円です。内訳のうちはっきりしているのは坪単価およそ50万円という建築費の水準だけで、オプション1件ごとの金額は不明です。土地代と諸費用がこの5,500万円のどこまで含まれるかも、手元の記録では確かめられませんでした。確かなのは、外構工事がこの総額の外にあることです。カーテン、照明、家具の費用も金額不明のままです。床暖房や電動シャッターが標準に含まれていた点は、この金額を読むときの前提になります。
この5,500万円は、Mさんが建てた当時の金額です。いまの費用感をつかむ手がかりとして、2025年度のフラット35利用者調査の数字を並べておきます。首都圏で土地付注文住宅を建てた人の平均建設費は3,814.3万円、平均土地取得費は2,590.0万円でした。
ただし、この平均はフラット35を利用した人だけを集計した数字です。オシダリハウスの見積額でもなければ、神奈川県だけを取り出した平均でもありません。金額の幅を知るための参考値として見てください。
ただ、この後で、外構工事もかなりかかりました。
ポストなども3万くらいはすぐしますので、うちでは夫がネットで玄関ドアとペアになっている、ポスト付き小扉というのを探してくれました。

3万弱でちょうどぴったりなものが見つかり、小窓もついた上、雨の日に外に出なくても良いのでおすすめです。
あと意外にかかるのは、内装のカーテンやカーテンレール、電灯などです。
それに、家具などをつい新しくしてしまいたくなってしまうので、その辺も予算として考えておく必要があるかもしれません。
家を建てる際にやっておいてよかったこと
我が家は部屋数が多いので、電灯の数が10位必要でした。
それで、部屋数が決まった時点で、セール品、型落ちのLEDシーリングライトなどを見つけては買っていました。
以前は古い家に住んでいて地震などが怖かったので、なるべく箪笥などは減らしたいと思い、残す家具を決めていました。
なので、部屋ごとに、クローゼットを完備できたのも良かったですし、残したい箪笥のためには、ウォークインクローゼットを、箪笥のサイズを図って作ってもらったことも良かったです。
それと、これは夫のおかげなのですが、図面が出来た時に、立体にイメージしてくれたのです。
この部屋のどこにベッドを置くか?その場合に、ベッドの横のクローゼットが開き戸では使えないから、引違い戸にしないと駄目、などのイメージです。
しかも、ネットで探すと、引違いの開き戸という両方できるクローゼットの扉などが見つかり、打ち合わせの時に、それを提示して相談する、という事ができました。
それから、電気製品を置く場所と、コンセントやLANケーブルの場所などもです。

このお陰で、実際に家が建ったときには、どこにも不具合がありませんでした。床暖房や電動シャッター、電動昇降つきのキッチン、浴室のTVといった標準装備も、引渡しの時点で手直しをお願いする箇所は出ていません。後から追加した太陽光発電装置と、屋根裏へ上がる常設階段についても同じでした。決め手にした発泡吹付けの断熱も、施工の面で気になる点は出ませんでした。細かい部分まで事前に確かめておくと、住み始めてからやり直す手間は減らせます。
そして、これは土地が決まる前から始めたことなのですが、欲しい家の条件を書いて張り出しました。
駅から歩け、車も数台停めれて、人が集まれる家、日当たり風通しが良い家、1階におばあちゃんの部屋が取れて、ガレージから玄関まで平らな家、などです。
書かない事もありましたが、商店街が近く、郵便局も銀行も近く、地盤の良い場所、などもイメージしていました。
そんな欲張りな?と言う人もいましたが、イメージしておく事は大切な事だと思います。
タダで出来るし、別に誰に迷惑かける事でもありませんよね。
そして、ありがたい事に、イメージ通りの家が与えられたわけです。
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家を建てる際にやっておけばよかったこと
暮らしてみて失敗したと思う点がほとんどないので、これをやっておけば良かったという項目がすぐには思い浮かびません。要望を紙に書き出して張り出し、打ち合わせのたびに図面と照らし合わせたことが、そのまま結果につながったのだと思います。設備も間取りも、建てた当時の家族の暮らし方にはよく合っていました。思いつくとすれば、直せば良かった点ではなく、決める前にもっと考えておけば良かった点のほうです。
が、強いて言えば、家族構成が変わったりするので、その辺の対処を考えておけば良かったことでしょうか。
うちの場合は、子供たちがもう大人になってからの建築だったので、それぞれの部屋を作り、これから減る一方かも?と思っていたのに、娘が意外に早く結婚して、孫が生まれて、ほぼ同居になったのです。
これは、想定外で、壁がほとんど白かったので、だいぶ男の子の餌食になりました。
これから家を建てる方へのアドバイス
ライオン先生
家を建てるという事は、一生に何度も無い買い物ですから、失敗したからもう一度、という訳にはなかなか行きません。
もちろん、予算がありますから、何もかも思い通りという訳にはいきませんが、そのためにも、希望をイメージしておく事は大事だと思います。
その中から、優先順位を決めていけば良いですから。
そのためにも、ご夫婦で希望条件をよく話し合う必要はあると思います。
なぜなら、男女で目のつけどころが違うからです。
そして、どうしてもうわべの豪華さなどに目が行ってしまいがちですが、後々の事を考えておく必要もあると思います。
10年後20年後に家族はどうなっているのか?もし売る事になる場合にはどうか?
それから、大型の台風が増えている今の時代に忘れてはならないのは、その土地のハザードマップを見てから決めることだと思います。神奈川県内なら、市区町村が出している防災マップが手がかりになります。大和市は2026年3月に防災マップを更新しており、洪水や内水による浸水の想定、土砂災害の警戒区域、指定避難所の場所をまとめて確かめられます。町名単位ではなく、候補地の敷地がどの色に入るかまで見てください。あわせて避難所までの経路を実際に歩いてみると、坂道や川を渡る箇所がわかります。
引渡し後の保証も、会社を選ぶときの判断材料になります。現在公表されている内容では、地盤保証が10年、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分の瑕疵保険が10年です。
シロアリ工事の保証も10年で、10年目に有償の中間検査を受ければ最大30年まで延長できます。防水工事の施工保証は10年、自社のアフターサービスは部位によって半年から10年に分かれています。
これは現在公表されている制度で、Mさんが結んだ契約の中身ではありません。契約した年によって条件は違いますから、見積もりを取る段階で保証書の写しをもらい、対象部位と年数を自分の目で確かめてください。
住宅性能を判断する前提も、Mさんが建てた頃から変わっています。2025年4月1日以降に着工する新築は、住宅も非住宅も原則すべてで省エネ基準への適合が義務になりました。
そのため、断熱材に発泡ウレタンを使っているという材料名だけでは、いまの基準を上回る性能かどうかまで判断できません。検討するときは、設計上の断熱等性能等級と省エネ性能の等級を数字で示してもらい、各社を同じ物差しで比べてください。
義務化の対象は原則すべての新築ですから、基準を満たしていること自体は他社との差になりません。差が出るのは、基準からどれだけ上積みしているかの部分です。
まとめ

なぜ神奈川県のオシダリハウスという地元の工務店で注文住宅を決めたのか。
注文住宅にしようと思ったきっかけと、決めてからの取り組みについて。
注文住宅にかかった費用と、やって良かったこと、やれば良かった事。
そして、これから建てる方へのアドバイスなどを書かせていただきました。
長く古い家に住んでいたので、急に決まった引っ越しで大変でしたが、今となれば本当にイメージ通りの家に住めて快適です。
義母も要介護5の車椅子になっていますが、それでも、ここの家だからこそ、在宅介護で過ごす事もできています。
家事にはノータッチだった夫まで、別人のように協力してくれるようになり、良いことだらけです。
これも、家という大きな買い物を夫婦仲良く歩み寄って相談できたお陰だと思いますので、どうぞ、ラッキーを引き寄せる素敵な家を建設してくださいね。




